2022/02/13 16:11
前回に引き続き、「comme des garcons」についてお話ししていきます
何故現代のファッション界にも影響を当て続けるのか
コムデギャルソンの歴史について触れていきますね!
川久保玲は、1975年に東京コレクションに参加
1981年にはパリコレデビューと、順調に地位を高めていきます
そしてパリコレでは、当時タブーだった黒を用いたコレクションを発表し、ヨウジヤマモトと共に「黒の衝撃」と称されました
「黒の衝撃」
コムデギャルソン(1982年の作品、ピーター・リンドバーグ氏撮影)
ヨウジヤマモト(1983年の作品)
また、華やかなデザインが主流だったのに対し、穴の空いたニットを発表
これは「ボロルック」と呼ばれ、海外に衝撃を与えます
80年代は、まさしく日本のヨウジヤマモト、イッセイミヤケ、そしてコムデギャルソンがファッショントレンドの中心でした
ですが当時は賛否両論あったらしいですね
華やかなコレクションが、急にボロボロな真っ黒のランウェイになったらびっくりしますよね😅
今でこそ当たり前にある黒の服ですが、当時は反抗的、禁欲的な意味合いが強かったらしく、プレタポルテでは本当に使われない色でした
ただこのコレクションを境にファッション界の歴史が変わります
黒を全面に使用したファッションが世界的に流行することになり、日本では全身黒ずくめにするファッション「カラス族」という名前で浸透した
そして「マルジェラ」や「ジョンガリアーノ」等も川久保玲に強く影響を受けたデザイナーが活躍を始めます
川久保玲は今でも世界で最も影響力のあるデザイナーの1人に数えられますね
では本日もここまで!
二部作で書き終えるつもりが、、
次でギャルソンについても終わりにします!
ではまた👍